原作は、めちゃコミックのランキング1位作品

「年の差婚」は、中間淳生さんによる漫画作品。「めちゃコミック」で2018年から2021年まで連載され、2020年11月時点で累計ダウンロード数700万を突破しています。月間利用者数2500万人という巨大プラットフォームの中でランキング1位を獲得した、正真正銘のヒット作です。

原作者・中間淳生さんの作風について、個人的に思うこと

中間さんは、天然な女性キャラと中年男性キャラの組み合わせを「好きなもの同士」として描きたいという思いを持って本作に取り組んでいたそうです。一時期は「天然女性や中年男性が主人公の話は好まれない」と言われて諦めかけていたとも語っていて、その"諦めなかった"姿勢が、この作品のヒットにそのままつながっている気がします。個人的には、王道の胸キュン展開を丁寧な心理描写で積み重ねていくタイプの作家さんだと感じています。

原作ファンの間で人気なのは、実は「晴海」

連載当初から、主人公・花里晴海の人気が高かったことで知られています。「44歳のバツイチおじさんがイケメン過ぎる」というギャップが話題になり、そこから火がついた作品です。原作ファンの間では、こんな声もよく見かけます。

"天然な舞衣子と、大人の余裕でそれを受け止める晴海"の組み合わせが、王道なのに新鮮に感じられる、というのが人気の理由のようです。

ドラマ版と原作、実は年齢設定が違う

ここ、原作ファンが地味に気にするポイントです。

ドラマ版では舞衣子が5歳若く設定変更されていて、原作よりも年齢差が強調される作りになっています。また、舞衣子の同級生・ショーン一ノ瀬は原作にはいない、ドラマオリジナルのキャラクターです。

キャスト再現度、勝手に採点してみる

ここからは編集部の完全に個人的な感想です。あくまで「原作ファンとして見てどう感じたか」という主観であることをご了承ください。

**舞衣子役・葵わかなさん:採点 4/5**

原作の"天然だけど芯が強い"舞衣子像を、危なげなく体現していた印象です。可愛らしさが前面に出ている分、原作の舞衣子が時々見せる「したたかさ」がやや控えめに感じられたのが、星ひとつ分の差です。

**晴海役・竹財輝之助さん:採点 5/5**

これは満点をつけたいところ。原作の晴海が持つ"余裕たっぷりに見えて実は不器用"という二面性を、表情の作り方だけでしっかり表現できていました。原作ファンの人気キャラをここまで違和感なく演じきったのは、素直にすごいと思います。

松本若菜さんが演じた美雪、実は原作にもちゃんといる

ドラマで松本若菜さんが演じた晴海の元妻・美雪は、ドラマオリジナルではなく原作にも登場するキャラクターです。晴海が勤める会社に近づき、引き抜こうとするなど、物語をかき乱す存在として原作でもしっかり動きがあります。ドラマ版でも、この"波乱を運んでくる元妻"というポジションはそのまま踏襲されていました。

無料で読む方法について

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まとめ

原作とドラマ、どちらも「年齢差×大人の余裕×天然ヒロイン」という王道の組み合わせを、それぞれのやり方で丁寧に描いた作品です。年齢設定の違いを知ったうえで見比べると、また違った楽しみ方ができると思います。